駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

メンヘラベル

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ラベルをつけたがる人多いよね。

メンヘラっていつくらいから使われだした言葉なんだろう。

 

言葉の発生や経緯が、本来の形から乖離していく流れはよくあるコト。

メンヘラも単に2ちゃんねるのスラングから拡大解釈される道をたどったってコトだよね。

元来の意味でいうなら、わたしはメンヘラーだったんだけど。 

単に、メンタルヘルス板住人を指す意味はすっかり失われて、精神疾患をもつ人の自虐的表現や、パーソナリティに問題がある(と思われている)人を指す悪口、になっちゃったね。

 

わたしは疾病も単なる個性と感じている。

だから、精神疾患であろうとなかろうと、個人を特定する為の輪郭に過ぎないなって。

そういったわけで、わたしは自分が持っている病気について、特別な感情はわいてこない。

例えていうなら、「わたしは人より小指がかなり長い」っていうのとさほど変わらないっていう印象。

小指が長いコトで得も損もあるけど、それって当たり前すぎて誰も注目しないのと同じで、病気は肉体が持った個性の一端。

望ましい個性ばかりじゃない、っていう理解で飲み込んでいるんだよね。

 

でメンヘラの話なんだけど。

 

本来どうだったってのはおいといて、今一般的に使われるメンヘラって言葉でいえば、わたしは人類全員メンヘラじゃね?って感じている。

 

誰でも、薄暗い気持ちを持つコトがあろうし。

誰でも、妬みの感情を持つコトはあろうし。

誰でも、自己顕示欲を持っているだろうし。

誰でも、落ち込んだ自分を慰めて欲しいって時があるんだろうし。

 

わたしは精神疾患と診断されて投薬も続けているけど、落ち込んだ自分を慰めて欲しいっていう気分は持ってないんだよね。

かまって欲しくない側。

 

そういう意味でわたしはメンヘラ以外、かも。

 

ただこういうコトを書くと、この行為そのものがメンヘラ的な欲求の発露だといわれたりもするから、もうどうにでもして、ってなる違ういいかたをすると、メンヘラでもいいんじゃない?別に、って思う。

そんな人がいいって人もいるし、無限に広がる個性の枝葉について、一部を取り出してラベリングするコトにどれくらいの意味があるの?って思う。

 

ついでに書いちゃうと、わたしはちょっとだけメジャーな内臓の病気も持っている。

レア感あるんだよね。

個性的であるコトに価値を感じてもらえる人にとっては、それなりに楽しみを内包している人間なのかもしれないよ、と自分を持ち上げたりしておわり。

傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった (幻冬舎文庫)

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灰色少女の声 -「メンヘラ少女」イラストブック-

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メンヘラは伝染病

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