駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

ミチコに贈る10冊

fukaumimixschool.hatenablog.com

ミチコへ。

あなたの質問に答えるためにそれなりに時間を使って考えました。

結果として、想像してきた通り、なかなかベタな選出になってしまったと思う。

でもこの10冊はこれまで何度も読んで、これからも何度も読むと思うから、きっとわたしの好みが色濃く反映されているとる思う。

 

番号は順位ではありません。


01.レイ・ブラッドベリ「刺青の男」

刺青の男〔新装版〕 (ハヤカワ文庫SF)

SF。叙情性に打ちのめされて胸が締め付けられる。ブラッドベリの作品は一冊を選ぶのがとても難しかった。

02.京極夏彦魍魎の匣

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

怪奇。わたしの経験上最も恐かった物語。シリーズニ作目にして頂点だと思う。でもシリーズを全部読むコトでこの作品の素晴らしさは初めて認識できると思うんだ。

03.マルキド・サド「悪徳の栄え

悪徳の栄え〈上〉 (河出文庫)

悪徳の栄え〈下〉 (河出文庫)

悦楽。サドと澁澤のブレンドはこの作品が1番いいなと思う。道徳、常識、欲求、の意味がわからなくなった時に読んだらスッキリしたんだ。

04.宮部みゆき火車

火車 (新潮文庫)

ミステリ。見えない女の足跡を追いかける物語。ヒトは色々な理由で他人になるんだ。珍しいコトじゃないんだ。理由と手段。

05.アイザック・アシモフ「われはロボット」

われはロボット (ハヤカワ文庫 SF 535)

SF。いっそロボットになって、三原則に縛られたい。そうすれば…、と思わずにはいられない。誰も傷つけるコトができない存在になりたい。

06.江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」

屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)

幻想。ヒトはヒトの秘密が大好き。ヒトはじぶんだけという特典が大好き。ヒトは破戒の魅力に勝てない。

07.村上龍「ライン」

ライン   幻冬舎文庫

群像。ヒトだらけの世界で何か救いがあるとすれば、それは?この物語の主人公はわたしのような気がした。

08.ヨースタイン・ゴルデルソフィーの世界

新装版 ソフィーの世界 (下) 哲学者からの不思議な手紙 ( )

歴史。ヒトは考えたがりの生き物。考えたコトはだいたいこの作品に書き記されている。虚構はいつでも現実につながっていて、二つの世界はいつでも行き来できる、ような気がする。

09.A・R・ガーニー「ラブ・レターズ」

ラヴ・レターズ

手紙。あなたとわたしの物語。ただそれだけ。

10.黒武洋「そして粛清の扉を」

そして粛清の扉を

愛。愛情はいつでも哀しい。でも逃れられない。モヤモヤしたらこの作品で脳内をリセットするんだ。

 

小説に求めるのは主に、過度にブーストされた人間の有り様。

また、送る相手を考えていたコトも、選出の動機に影響を与えたと思う。

 

追記

あなたが日曜日のプロフィールをアップロードする前に見せたかった。

色々は意味を考えて選んだから。

迷いすぎは良くないね。