駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

朝が変わる

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10年前。

わたしの朝は変化した。

ゆるやかなグラデーションの変化ではなくって、階段みたいに変わった。

 

それまでのわたしは太陽光線を浴びない生活に安らぎを感じていた。

太陽が沈んでから布団を這い出し太陽が昇る前に眠りに落ちる。

 

夜は完全にわたしの時間だった。

 

月が放つ冷たい光は、わたしが独りであるコトをよりクッキリと意識させてくれたし、心の表面に積もったホコリを払いのけてくれた。

 そんな生活を10年と少し続けていたのだけど、ある日革命が起きる。

変化は一瞬。

見えていなかったものが見えるようになるのは、いつも一瞬の出来事。

 

見えた以上、知った以上、わたしは変わらざるを得なかった。

 

かくしてわたしは、毎朝6時に起きる生活を送るようになった。

頑張ってそうしたんじゃない。

それしかできなくなった。

 今日もわたしは河原を歩いた。

起きたらまず一時間くらい河原を歩く。

 

釣り糸を垂らす爺様に、で財宝のサルベージまだあ?と妄想挨拶。

個性的なフォームで走り去る少年君に、あと10往復ねと妄想鬼軍曹。

6頭の犬を連れた婆様に、もうダメ連れて帰るコトはできないのと妄想南極。

 

朝にもわたしの居場所はある。

そろそろ10年経つから、またそろそろヤってくるんじゃないかなって予感がしてる。

それが何かはまったく想像もできないんだけど、だいたい10年周期でわたしに変化がやってくる。

これはもう受け入れるしかないんだ。

 

わたしの朝がもうじき変わる、気がする。