駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

釣れない女

今日の昼間に起こったパワハラの現場を、可能な限り忠実に再現してみた。

「ねえねえサラちゃん」

 

「(わっ。なんで嬉しそうなの)はい、何ですか?」

 

「いいものあげよっか」

 

「いえ、いりm」

 

「わかったあげる!しょうがないなあ、ほらこれこれ」

 

「(わざとかぶせてきた)いえ。い。り。ま。せ。ん」

 

「これさ、俺がまだ素人の頃にさ、」

 

「いりませんいりませんいりません。」

 

「最初に買ったヤツで、結構大事に使ってたんだけど、」

 

「(押し切るのね)では失礼します。」

 

「サラちゃんに使ってもらえたら嬉しいなと思って持ってきたんだ。大事に使ってよね、お礼とかマジでいいから、気にしないで気にしないで俺たちの仲って事で(何故か自分の左胸をカッコつけて叩く)」

 

「やです。絶対いりません。またナマモノじゃないでしょうね、本気で嫌なんです、通してください」

 

「大丈夫大丈夫ほら硬い硬い、ほら聴いてカツっていうでしょカツって」

 

「聴きませんしいりません、もう行くんで、痛いですはなしてください」

 

「いいからいいから持って持ってはいはい、オッケーオッケーほい、ほいほいっと」

 

「ほんとに痛いです。もうちょっと社長らしくしてください、これ本気でいってるんですよ」

 

「じゃあねーサラちゃん。お。豪くん豪くんいいものあげよっか」

 

でわたしはいったい何を渡されたのかというとコレだ。

 

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コレをどうしろというんだろう。

当然ながらわたしに釣りの趣味はないし、やってみたいなどとオネダリしたコトもない。

この道具の価値も使い方もまったくわからないわたしに無理矢理押し付ける理由はなんなんだろう。

もしかしていずれ釣りに誘われるのかな。

 

えっ、全然いきたくない。

 

今のところ完全にわたしの妄想に過ぎないんだけど、もし本当に釣りに誘われたとしたら、コレが手元にあるとなんだか断れない気がしてきたので、本気で捨てようと思う。

 

社長は釣りしか楽しみのない男。

ちなみに「豪くん」と呼ばれていた男性社員はそんな名前ではないの、姓が「永井」というだけで。