駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

モノ好きのミニマリズム

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ミニマリズムミニマリスト

はてなブログを始めるまで、聞いたコトはあっても考えたコトはなかった。

まあ、そういうライフスタイルもあるのね、程度の認識で華麗にスルーしてた。

 

が、しかし。

 

どうもチラチラと目に付く機会が増えたんだ。

なんで今更この話題で盛り上がってんの?と思いつつ、それでも華麗にスルーしていたのだけど、ただ盛り上がってるわけではなく割と喧嘩腰のやり取りも展開しているようで、いよいよ視線を滞空させてしまったの。

自分の野次馬根性に辟易しながらね。

そもそも、なんでミニマリストを取り沙汰して喧嘩になるのか。

これが不思議だった。

ミニマリストは共通するナニかを主張しており、それがもう無茶苦茶ムカつく内容、なの?

それとも、あまりに荒唐無稽な生活様式を有難がって有り得ない理想を追い求める姿がイラつかせる、の?

 

違いました。

 

彼らに共通する最大公約数的主張の種類はそう多くなさそうだった。

ザックリ理解としては、モノを持つコトで生まれる全てのデメリットから解放されて生きる、というテーマに集約されているように思う。

確かにモノを持つ上で、本来予想していなかった軋轢やプレッシャー、見栄、優越感、劣等感等の色々は、簡単に発生しがちだよね。

これらの感情的なデメリットや煩わしさは、できれば回避して生活したいと思うのが素直な気持ちなんだろうな。 

 

全然理解できるね。

 

わたしだって、変な自尊心に縛られて自分を自分自身以上に見せなければならない状況は嫌いだもの。

それこそ必要のない感情なのだから、棄て去りたい、と感じる。

あら意外とわたしもミニマリストかも?という思いもあったのだけど、どうやら勘違いだったみたい。

ミニマリストの本質って、人としての健康的な生活は、自ら望み選択した生き方によって獲得するもので、モノや煩わしいナニかによって決定されるべきではないという主張、なのかな。

 

はい、全く異論ない。

 

少なくともわたしは、そういう生き方をしているつもりだったりする。

 

が、しかし。

 

そのコトを達成するのとモノを持たない生活を実行するのとは、重なり合う部分はありこそすれ、厳密には同義じゃない、と思うんだ。

こんな簡単なコトではあるけれど議論の前提となっていない為に、叩き合いが起こっているんじゃないかな。

 

ミニマリストを標榜する人々の中には、精神性を重要視しているかのように発言しながらも、結局モノを減らす競争をしているかのような人もいたりして。

達成したいのは、果たしてナンなのか?

清しい生活?

モノが少ない生活?

モノが多い生活を鼻で笑う生活?

 

モノの数は本質的に無関係ではないだろうか。

これが、わたしの意見。

 

ミニマリズムは、不必要なモノや関係を棄てるコトにより、大事なモノや関係だけで生きるコト。

その人にとって必要か不必要かは本人が決めるコトであろうから、必ずしもモノが少ない状態のみを是とするわけではないんでは?と思ったんだよね。

結果としての物量が、少なくなろうが多くなろうが、関係ないんじゃん?

ポイントは、それが「必要か否か」だよね。

 

唯一の答えなどないはず。

 

ある人は、必要最低限のモノを考えた時に、手元に残ったのはスーツケース1個分のモノでした。

またある人は、必要最低限のモノを考えた時に、手元に残ったのは1500枚のCDと100本のDVD、100個の玩具でした。

 

わたしは圧倒的に後者寄りなんだけど、全てのアイテムを愛していて楽しんでいて、楽しくなくなったモノは迷わず棄てるの。

これ、ミニマリズムっていっちゃ駄目?

ええ、判ってます、駄目なんだろうなってコトくらい。

でも、精神性は近いような気がするんだ。

 

モノから得られる快感も間違いなくあるわけで、わたしはその快感の質に拘りたいわけなのね。

選ぶ煩わしさから解放される人もいれば、選ぶ幸せを獲得する人もいるんだよ。

 

異者を排斥したくなる心情というヤツもあって、もうコレだけでしょう、ミニマリズムに限らず色々の諍いというのは。

自分の主張の正当性を求めるあまり、排他的な姿勢が極端になっていく。

自分の主張の正当性は、自分が納得しているだけで充分なのになあ、と思うコトしばしば。

 

他人に認められないと、または自分と同じような考え方を持っている人を見つけないと不安になるのは、自信の無さからくるものなのかな。

こういった不安感や焦燥感が人を攻撃的にしているような気がして、モノを持つか否かの話をする前に、気の置けない友人を作るコトを考えない?とか思ったり思わなかったりするとかしないとか。

ま、それだけでナニかが解決するわけでもないんだろうけど。

 

ところで逆ミニマリストの呼び方ってあるのかな。

んん。

コレが欲しいんだよね。

わたしのスタイルのコトなんだけど。

本質的にはミニマリストと同じだが、モノの豊かさを重視するスタイル。

断捨離ってなんか高尚な響きがあって、カッコイイんだもん。

 

 断 ⇔ 繋

 捨 ⇔ 拾

 離 ⇔ 結

 

なんか語呂わるいな。

それが、浸透しない理由なんだな、きっと(←違)。

誰かなんかいいの考えて。

 

人の話は良く聴いてから判断しようね、自分と違う考えを持ってる人は必ずしも敵じゃないからね、ってのが結論。