駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

2017年に劇場で観た全映画の感想を残しておくよ

映画秘宝 2018年 02 月号 [雑誌]

年末っぽく、2017年に劇場で観た映画作品の全部について感想を書こうと思う。

それなりに数があるから手短にね。

1月 

01.マグニフィセント・セブン

マグニフィセント・セブン (字幕版)

カッコいい男性がたくさん出てくる素敵な作品だった。イイ男は早死にするものなのよね、物語の中では。物語自体は普通の7人の侍だった。髭ガンマンの魅力を知った。

 

02.マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション

マッドマックス 怒りのデス・ロード<ブラック&クローム>エディション(字幕版)

この作品で始めて4DX上映を体験した。水は降ってくるし超揺れるし風が吹きつけられたりするけど、オリジナル版を観ていたから物語を追いかける必要がなくて助かった。オリジナル版は最高だったし、このバージョンも素敵な映像だった。この作品、もっと評価されていいと思う。女性にこそ是非観て欲しい、女性が最高にカッコいい映画。

 

03.沈黙 サイレンス

沈黙-サイレンス- [DVD]

迂闊にのぞき込んではいけない、エンタテインメントの踏み絵。エンドロール含め音楽一切なしで160分もある。でも劇場で観れて良かったし、誰にも勧められないけど素晴らしい作品。色々なコトを考えるきっかけになると思う。流石スコセッシ、と思った。ただ、宣教師達始め、全て英語なのはちょっと考えものかなあ。ポルトガル語とかなんだよね、ホントは。まあそれはいいっこなし?

 

04.ドクターストレンジ

ドクター・ストレンジ (字幕版)

マーヴェル映画シリーズの完成形。物語運び、映像技術、演出、キャスティング、どれも商品として完璧だった。原作からのアレンジ・センスも素敵だったと思う。早くアヴェンジャーズに合流して欲しい、と観た直後から思っている。誰にでも勧めやすい娯楽作品。

 

2月

05.ラ・ラ・ランド

ラ・ラ・ランド(字幕版)

メイン・キャストの二人と監督が好きで観にいったら、案の定最高だった。久しぶりに恋愛物語で切ない気持ちになった。ただ最終的にこの女(キャラクタ)は好きじゃないなって思ったけど、それは意図的にそう創られたのだと思う。音楽もダンスも素敵過ぎて夢の世界だった。

 

3月

06.アサシンクリード

アサシン クリード (字幕版)

マイケル・ファスベンダー目的で観にいったけど、観るべきトコロは本当に彼が主演している点だけだった。物語は冗長で終始画面は薄暗いし、わたしの好みには合わなかった。ゲームが原作らしいから、ゲームファンの人だったら楽しめたのかもしれない。わたしは少しも楽しめなかった。

 

07.哭声

哭声/コクソン(字幕版)

友人に勧められるまで全く意識していなかったのだけど、イイから観てといわれて劇場に観にいったら、ものすごく良くてびっくりした。劇場で観れて良かった。敢えて辻褄が逢わないような演出が為されていたり、何が真実なのかを観終わった後で議論したくなるような作りの作品。シナリオと演出がしっかりしているから、仮説をどんどん思いついてしまう。

 

08.キングコング 髑髏島の巨神

キングコング:髑髏島の巨神(字幕版)

100点の馬鹿映画(誉め言葉)。物語は雑だしツッコミどころは満載だけど、それらの不整合に捕らわれるよりも素直に楽しんだ方がいい作品。そしてその楽しみが凄く大きい。正直いって何も心に残らなかったけど、スカっとできると思う。続編ではゴジラと戦うらしいから、是非そのまま突き進んでほしい。

 

4月

09.ゴースト・イン・ザ・シェル

ゴースト・イン・ザ・シェル (吹替版)

攻殻機動隊の原作じゃなくて、押井守監督のアニメを下敷きにした実写映像化だった。制作者がいかに押井守版を愛しているかがよく判る作品で微笑ましかったけど、アニメ原作を超える何かがあるわけじゃなかった印象。素子のキャラクタ造形(内面的な)が、期待と違ってガッカリした。

 

10.グレートウォール

グレートウォール(吹替版)

馬鹿映画(誉め言葉)。わたしは馬鹿映画として高く評価しているんだけど、創ってる側は真面目だったような気がして、ソコが愛おしい。中華的美意識が空回りした結果、超娯楽作になってしまったのを是とするか否か。

 

11.無限の住人

無限の住人 [DVD]

原作と監督が好きだったから観にいったけど、想像通り過ぎて殆ど何も心に残らなかった。なんでコレを映像化する企画が通ったのかな。少なくとも、原作ファンは不満を感じるだろうなって思う内容だった。ファンタジー時代劇としては普通の出来栄えだと思う。三池監督じゃなかったら与えられた予算と期間で、このクオリティを出せなかったろうな、とは思う。

 

5月

12.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (字幕版)

最高だった前作から大きく期待をハズずコトはなかったけど、カタルシスの部分ではやや後退した印象。中だるみもないし魅力的なキャラクタは多いしテンポもいいんだけど、逆に平坦に感じてしまうのだから「慣れ」というのは怖い。ヨンドゥが最高の映画だった。そこは思い切り泣いた。グルートが超キュート。

 

13.メッセージ

メッセージ (字幕版)

久しぶりに肉厚で足腰の強いSFだった。派手さはないけど、心に楔を打ち込んでくれたし、色々な感情で胸がいっぱいになった。多くの映画ファンに薦めたい作品。物語のラストは少々強引だけど別に気にならなかった。ある種の残酷な視線(現実の残酷さを冷静に描写するコト)がこの監督の持ち味だと思う。それはブレードランナー4029にも反映されていて、わたしの好みとなかなか合う。

 

14.スプリット

スプリット (字幕版)

ジェームズ・マカヴォイ目的で観にいったら、多重人格者を演じる彼の、演技力の素晴らしさにしびれた。物語運びも、目新しくはないものの小気味のイイ味付けがテンポよく配置されていてなかなか楽しめた。続編があるらしいんだけど、物語としては完結しているような気がするからあまり興味は沸いていない。

 

6月

15.ローガン

LOGAN/ローガン (字幕版)

長らく続いたウルヴァリンの最後の作品。ヒュー・ジャックマンを歳をとったなって思う。ミュータントが多数登場する話ではあるものの、X-MENシリーズとは明らかに毛色の違う作品で、わたしはこの物語で感動し、泣けた。アメコミものだしとか、シリーズ観てないしとか、関係なく観れる作品だと思う。

 

16.キング・アーサー

キング・アーサー(字幕版)

馬鹿映画(超誉め言葉)。カッコいい男性が、漫画みたいな特殊能力で無双する映画。正直いってコレだけの作品なんだ。脳味噌カラッポで観れる娯楽作品として高品質だと思う。脇を固める役者陣も地味に豪華だし。安心して馬鹿になって。

 

17.ハクソーリッジ

ハクソー・リッジ(字幕版)

あのメル・ギブソン監督の久しぶりの映画作品。沖縄戦を題材にしているコトは実際に観るまで知らなかった。案の定、といいうか当たり前なのだけどアメリカ礼賛の色が少なからず含まれていたのが、ちょっと気になった。悲惨でリアルな戦闘シーンが、戦争の悲惨さを伝えるコトには、大成功していると思った。メルギブ節ね。

 

18.ダブルミンツ

ダブルミンツ

原作を大好きだったので観にいった。ただやっぱり中村明日美子のあの世界観を実写にするのはあまりに無謀だったな、って思った。役者さんは素晴らしかったと思う。配役のセンスも悪くないなって思った。根本的にBLを愛していないと感じる部分も多く、時々違和感を感じたのは否めない。

 

7月

19.ライフ

ライフ (字幕版)

未知の生物系物語。大きな期待を持たずに観にいったの、で特に心に残るものはなかった。役者さんは素晴らしかったと思う。物語や演出は、このテのものでいえば「よくあるヤツ」だったので、想像した通りの展開がどんどん起こる内容だった。

 

8月

20.トランスフォーマー/最後の騎士王

トランスフォーマー/最後の騎士王(字幕版)

シリーズを全部観ているわけではなく気まぐれに観た作品。基本的には馬鹿映画(誉め言葉)。しっかりお金をかけた豪華な画面作りがふんだんに使われてて、「映画を観た」という気持ちを胸やけするくらい味わえた、コレはいい意味で。高品質の娯楽作品は、ココまでやってこそ、だと思う。物語は全然覚えてないけどね。

 

21.スパイダーマン ホームカミング

スパイダーマン:ホームカミング (字幕版)

やっとピーターらしいピーターが登場してくれた、と思った。スパイダーマンが本来持っている、おちゃらけた雰囲気がとても気に入った。でも流石にちょっと見飽きた感は感じてしまって、アイアンマンとの絡みも含めあまりテンションが上がらなかった。またアヴェンジャーズに登場するのだろうから、ソレを楽しみにしようと思う。

 

22.ワンダーウーマン

ワンダーウーマン(字幕版)

今年、やっとDCコミックスが喜ばしい成果を残せたと思う。この作品の前作にあたる「バットマンvsスーパーマン」で初めて登場したワンダーウーマンが、やっと単体作品で公開。正直、ワンダーウーマンがいなければジャスティスリーグは終わっていたと思う。それくらい「バットマンvsスーパーマン」は暗くて気持ちが沈む作品だった。本作は女性が観ないわけにはいかない、と思う。ラスボス戦はなくても良かった、かな。

9月

23.新感染

新感染 ファイナル・エクスプレス [DVD]

韓国産のゾンビもの。使い古された設定と舞台なんだけど、シナリオの構成が丁寧で素晴らしく、凡百の「オブ・ザ・デッド」系映画とは一線を画す仕上がりになっていた。素晴らしいと思う。日本でもこの作品のように、シナリオにしっかり時間と手間暇をかけて作ってほしいなって思った。

 

24.ダンケルク

ダンケルク(吹替版)

世間では高評価だったみたいなんだよね。でもわたしにはまったく響いてこなかった作品。人間のドラマがことどとくカットされていて(多分意図的に?)、何を表現したかったのかな?という気分になって、終始わたしの頭上に「?」が出続けていた印象。クリストファー・ノーラン監督の前作「インターステラー」は良かったんだけどな。発せられたメッセージが何なのか皆目見当がつかない。わたしが鈍感なんだろうか。

 

25.エイリアン:コヴェナント

エイリアン:コヴェナント (字幕版)

「プロメテウス」に続くエイリアンシリーズ前日譚の第2作目で、引き続きリドリー・スコット監督の作品。もはや監督は「エイリアン」という生物についての興味よりも、アンドロイド「デヴィッド」の物語に興味があるんだと思った。それはそれで興味を持てるんだけど、わたしはエイリアンの物語をもっと観たいな。

 

26.DARK STAR H・R・ギーガーの世界

DARK STAR H・R・ギーガーの世界 [Blu-ray]

「エイリアン:コヴェナント」を観た直後に公開されているコトを知って、ほぼ飛び込みで観にいった。アーティストとしての生涯を追うドキュメンタリーで、観終わった後ギーガーのコトをより好きになったな。時代を切り開くとはどういうコトなのか、その一部分だけでも感じるコトができたような気がする。

 

10月

27.ブレードランナー2049

 BLADE RUNNER 2049 (SOUNDTRACK) [2CD]

歴史的オタク醸造映画作品の続編で、「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が撮った。正直いって前作「ブレードランナー」をオンタイムで体感したわけではなかったからか全然好きになれなかったのだけど、本作は本当に本当に素晴らしいと思った。切なくて胸が張り裂けるような想いがした。ソフト化されたらきっと買うと思う。何度も見返したい。

 

28.映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!

「映画キラキラ☆プリキュアアラモード」ED主題歌シングル

大好きなキュア・マカロンを大画面で観たくて劇場にいって観た。ゆかりさん、おちゃめで可愛かったな。場内は小さな女の子もたくさんいて、一緒になって応援したかったのだけど、恥ずかしくて声が出なかった。キュア・マカロンのコスプレしたいなって思った。

 

11月

29.ジャスティスリーグ

Justice League

DCコミックも、しばらくは戦えるなって思わせてくれる内容で他人事ながら安心した。アヴェンジャーズでやっていたコトの焼き直しといってしまえば本当にその通りなのだけどソレでいいと思う。変にオリジナルなコトをやろうとしてコケてしまうのは観たくない、悲惨過ぎて。今後の流れに期待を持てたから、またしばらくは追いかけてみようかなって思っている。

 

30.IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

【映画パンフレット】 IT イット“それ”が見えたら、終わり。

素晴らしいホラー映画だった。久しぶりに直球でど真ん中のホラーで、嬉しくなってしまった(血が過剰に出まくったり人間がぐちゃぐちゃになったりしない系)。過去、2回のTVシリーズとして映像化されたコトがありアレはアレで良かったけど、本作の味付けもすごく良かった。現代的な演出や解釈が加味されて、ちゃんとグレードアップされていたのが嬉しい。続編の公開も決定しているらしいので、是非劇場で観たいなって思っている。ホラー好きな方には超オススメ。

 

12月

30.スター・ウォーズ 最後のジェダイ

【映画パンフレット】 スター・ウォーズ 最後のジェダイ 限定版 キャスト デイジー・リドリー、マーク・ハミル、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、キャリー・フィッシャー、アンソニー・ダニエルズ

STARWARSはすべての作品を劇場で観ている。感想としては「え、ep9どうすんのよ?」なんだけど、内容には満足している。いつもより戦闘シーンが多かった印象で、豪華な絵作りにはテンションがアガった。あそうそう、ダメンズ好きには超々オススメだよ。超ハイクオリティな駄目クンが観れるからね。