駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

夢の街

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初夢を見た、わたしがサラです。

あの街再び

年明け早々見た夢は、あの街の夢だった。わたしは幼い頃から幾度となくこの街を訪れている。全て夢の中の体験なのだけど、他の夢と違ってこの街に来た時は、何故だか目覚めても忘れずにいられるのである。

気がつくといつも、街の中心部にあるマンションの階段の途中に、わたしは立っている。階段は屋内で外の様子がわからない。このマンションの構造はわたしが小学生の頃に実際に住んでいたマンションと同じでわたしはそのコトを直感的にわかっていて、外の様子を見るには3階か6階にいけばいいんだと感じる。

そしてわたしは取り敢えず階段を降りる。今何階なのか確かめていないけど、どの道降りるのが手っ取り早いかなって感じている。

ところがいくら降りても3階にも6階にも1階にも到着しない。あれ?おかしいな、やっぱり上がろうかな。そう思って1階分だけ上がってみるとそこは何故か6階になっている。

この時点でわたしは、ああいつものあのマンションか、と気づくんだ。そうして、外が見える6階の廊下から地上を見下ろす。

広い芝生が広がっている。その芝生目掛けてわたしは手すりを乗り越えて飛び出す。するとわたしの体はまるで軽い羽毛みたいに、ゆらりゆらりと緩やかなスピードで降下していくのだった。

そうそう、いつもこの流れだ。地面に緩やかに到着する。そして顔を上げると、そこは見知らぬ学校のような場所に突如変わっている。

わたしは突然、自分が何も準備をできていない気分に囚われて急激に焦り出す。鼓動が走り息苦しくなってくる。

堪らず走りだそうとする。

ただわたしの体はゆっくり降下した時の名残りのように、ゆっくりとしか動かせない。走りたいのにまるでコールタールの海に浸かっているみたいに、手足が重たく感じる。

それでも走り出さないと駄目だと感じているわたしは、前傾姿勢を取ろうとするのだけど、倒れるスピードも遅いので額が地面に触れそうなくらいの角度で緩やかに前進し始める。この時にもわたしは、ああいつものこの感じだ、と思っている。

やがてわたしはとある部室のような部屋にたどり着く。そこはなんだか懐かしい感じに満ちている場所で、1人の男性がこちらに背を向けて立っている。

と、こんな調子で脈絡も伏線もオチもない物語がもっともっとつづくのだけど、本当に内容が面白くないからこれ以上詳しくは書かない。

夢の中で夢に気づく

この夢は記憶に残る限り、一番最初に見たのが6歳の時だった、と思う。その頃から内容は全く同じで、ただわたしが感じるコトとか内面的な部分は大きく変わっていった。

子供の頃はどちらかといえば怖い夢だったんだよね。大人になってからは、慣れによって怖くはなくなったけど、いつも同じ行動をしてしまうのが不思議に思われた。

夢の中で、これは夢だと気がつくコト自体は珍しくもなくて、わたしはよく気がつく方だと思う。

夢だと気がつくと、色々を真面目に考えたりまともな行動をするのが馬鹿らしくなって、割と無茶苦茶な行動に出たりする。ただこの街にきた時は決まり切った行動しかできない。 その時はそうしなくてはならないと思い込んでいるからなんだ。

そうして長くつまらない物語が終わると眼が覚めるわけなんだけども、このタイミングも体感としてはいつも同じだ。だから夢の中でわたしは、ああそろそろこの夢終わるなと気がついていて、そろそろ自分は起きるんだなと感じている。

そして目が覚めて、ほらやっぱりね、と思う。

2018年はこの夢で幕開けとなった。元旦にこの夢を見たのも実は何度目かで、だからどうというコトもなく、あ、今年もこの夢からなのね、くらいの感慨しかない。

ただせっかく(?) ブログを持ったりもしたわたしなのだから、この長年続いたなんの変哲も無い物語を晒してみようと思ったの。

最後にヒトコト 

わたしは、このいつも決まり切った展開しか見せない物語がいつかわたしか誰かの意思によって、あらぬ方向に転がっていってくれないかなという期待を持っている。できたらそれは、わたし自身の手によって引き金を引きたいのだけど、今のところ上手くいってない。

わたしの夢の街はそんな感じ。