駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

同窓会

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昨夜は同窓会だった。オフィシャルな会ではないんだけど、20人くらいの集まり。

高校時代のそうした集会にあまり顔を出してこなかった、わたしがサラです。

カナダからの来訪者

単純に高校時代の思い出の中に、会いたいと感じる人が少ないからなのよね。会いたい人は大学も同じで別の集まりで会うコトがあったりして、高校時代を切り取った面々に会う理由が弱かったんだね、偉そうな話だけどさ。

ただ昨夜は特別で、カナダに移住した当時のバンドメイトが帰ってきていて、その会に参加するという情報を聴いてていたんだ。これを外すわけにはいかないと思った。

飛行機恐怖症のわたしとしては、向こうからやってきてくれる海外の客人は是非ともお迎えしたいわけ。そんなわけで、その友人だけを目当てに他に誰が参加するのか知らずに現地に向かった。

案の定というはやはりというか、参加者の半数以上が名前も思い出せない人々だった。なんとなく記憶の片隅に面影を残す、でもはっきりとはフォーカスしない不安定な距離感の級友。

事実高校時代のわたしは、交友関係がとても狭い学生だった。毎学年、多くて4人程度の友人とのみコミュニケーションを取り合ってそれで満足だったしそれ以上を望みはしなかった。

わたしのキャパシティの限界だったのかも知れない。

ふんわりとお互いに知っている人達とのふわふわした会話を通過儀礼のように繰り返す。わたしはこういう場面での立ち回りが超下手くそだ。色々な情報が意識の表層をツルツルと上滑りしていく。

別に嫌な気分になったりはしない。懐かしい話題がそこかしこで飛び出して、みんなと笑い合う。でもわたしの気持ちは、目的の友人との会話が楽しみで参加したものだから、どうしても気持ちが入らない。

結果的にその友人とは宴の最後付近で、2人きりのゆったりした会話を楽しむコトができた。卒業後にどんな大変な出来事があったとか、なんとか乗り切って今は穏やかな生活を手に入れたとか、お互いの失われた時間を埋めていった。

わたしはこの時間をじっくりゆっくりと噛み締めた。お互い若かったね、あの頃は馬鹿なコトたくさんしたね、色んな人を傷つけちゃったね、なんて笑いあった。

時々はこんな風に魂の洗濯をするのは、いいなって思った。具体的にナニがどうなったと説明できないけど、明らかにわたしの気持ちが張りを取り戻した感覚がある。

そんな相手を、これからも大切にしていきたいものだな。