駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

スーパー・フラクタリスティック・エクスピアリ・ドーシャス

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一時期、かなり昔だと思うけど「カオス理論ブーム」というものがあった。

バタフライ・エフェクトとか、1/f揺らぎとか、誰でも口にするタイミングが本当に一瞬だけあった。

 

マンデルブロ集合が大好きな、わたしがサラです。

カオス理論ブームの頃、俗物のわたしは少なくとも10冊の書籍を読んだ。

読んだけど理屈めいた内容はぼんやりとしか覚えていなくて、でもグラフィカルな記憶は今になっても消えていない。

 

最初はとにかくフラクタルの概念にハマっていったのを覚えている。

自己相似という特徴に、わたしはたまたまピンときてしまったからだ。

といっても数学的な閃きや統計学的な楽しみを感じられるほどにわたしの頭脳は発達していない、残念ながら。

主には、妄想とグラフィカルな方面でフラクタルを楽しんでいる。

 

あなたは幼い頃に思い描いたコトはないかな。

この地球は実はものすごく小くて、ちょうどわたしたちが電子と呼んでいるもののような存在かもしれない、という空想。

そして銀河と呼ばれている概念も、もしかしたら単なる分子一つ程度の存在で、より大きなより高次元のナニかにとってほんの一部でしかない、という空想。

翻って、わたしたちが日々手にしているモノを構成する物質にも極小の宇宙が内包されていて、銀河や惑星に相当するナニかが存在しているかもしれない、という空想。

 

ただわたしたちが観測できていないだけかもしれないじゃん?と思いながら、誰に話すでもなく、自分だけの1人遊びとして心の中で醸造、いや発酵か、いや腐敗か、していた感覚。

こんなわたしは、フラクタルとの相性がたまたま良かったんだね。

 

概念としての入り口を通り抜けたあとに待っていたのは、想像もしていなかった極彩色の世界。

もちろん、色に意味を持たせて表現したのは人の意思なんだけど、ある秩序を元に作図した結果、なんともいえない独特のイメージを獲得しているんだよね。

 

コッホやヒルベルト、高木さんのフラクタルはより数学的なもの様相で、これはこれの魅力がある。

なんというか、潔さ、ミニマルな清潔感が感じられて、理性的な快感を与えてくれる感じかな。

概念としては無限に外周の距離が増加し続けるわけだから、目に見えている雰囲気に反して、巨大なロマンを内包していると思うんだよね。

 

しかし流石に、ジュリア集合やマンデルブロ集合の生物的な美しさは突出していると思う。

エロティックでさえあると感じるんだ、わたし。

海洋生物的な印象を持っているのも、不思議だよね。

なんかタコぽいよね。

 

理論は全然わかんないけど大好き。

 

わたしは夢見ている。

いつか、「ねえねえ、フラクタルでいうと何派?」みたいな会話ができるコトを。