駄目人間は今日も

鬱病を持っている駄目人間サラが吐瀉する徒然エッセイ

思考硬直

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思考の話。

人は日々思考して生きている、と思うのね。

少なくともわたしは、大なり小なり思考しながら生きていて、思考できる時間に感謝しているとさえいえる。

じっくりと独りの思考空間で、あれこれを仮説検証しながらロジックを組み立てる行為が大好きな、わたしがサラです。

さて思考はわたしにとって趣味なのだけど、人によっては嫌悪の対象であるケースもあるらしい。

教育中の新人女子社員がどうやらそのタイプなのね。

しかし彼女はとても真面目な人間なんだよね。

ただ真面目でも思考行為好きとは限らない。

そして真面目だけど思考行為が苦手というタイプの人は、なかなかの苦しみを味わうみたいなんだよね。

 

仕事の段取りを決定するための会議の場面など。

現状の情報共有を経て、問題を洗い出し、具体的な施策を議論して課題に引き上げる。

そこまでくれば後は担当者と期日を決めるだけよね、とかわたしは思っている。

進め方において、他作業との連携や関連もあるかもしれないから、念のためそれを各メンバーに確認するよう依頼して、もし調整が必要そうなら報告するように指示しておいたりもする。

 

そういう話をすると、時には会議参加者から「もしかしたら、こういう可能性あるから、誰々にも言っておいたほうがいいんじゃない?」とか「ああその日は外出してるから順番変えておいてもらいたい」といった提案や要望が出てきたりして、段取りがより固まっていく。

わたしとしてはこの流れに特に疑問はない。

不都合があれば発言すればいいし、今すぐわからないにしても不安があるならその旨発信しておいて、後から確認して連絡回せばいいし。

 

WBSだとかODSC、ガントチャート、QCDなんて単語を知る以前から、概ね同じコトをやっていた。これって、効率とか、チーム戦を如何に戦うか?っていうテーマを思考したら、自ずと答えが似てくるってだけの話だと思うのね。

最適化された手法は、どうせ誰かがもう考えていて、探せば大体見つかるしさ。

 

でも真面目すぎる思考に陥りやすい人は、これらの会話において、思考硬直になっちゃうんだって。

まず保留案件が出た時点で、混乱するみたいなんだ。

その場ですべてを決定できないと、その他の決定事項との折り合いがつかないんだとか。

つまり、全てが同じステータスになってほしいってコトなんだろうか。

仕事と呼ばれる行為の多くは複数人の人間が関わるから、そんなコトはまず起こりえない、と思うんだよね。

独りで遂行できる場合は自分が気持ちいい形で進めればいいとは思うんだけどね。

 

そうなった時に、柔軟性を拒絶して、思考硬直状態になってしまうのは実にもったいない。

 

わたしもそうなりかけるコトは確かにあるんだけど、そういう時にわたしは、グラフィカルにイメージするコトを心がけている。

つまり、保留案件は想像上の「保留の箱」の中にあって、決定するたびに「決定の箱」に移していく、とか。

なんだったらそのサマをラクガキして視覚的な刺激に置き換えたりする。

わたしはグラフィカルな認識に置き換えるとイメージしやすいんだよね、複雑でややこしい案件でも。

 

絵でイメージできたら、わたしは自分が理解できた、って思える。

管理用の図表にもできるようになる。

だからこの方法、色々な人にも勧めるんだけど、上手く伝わらないコトも多い。

思考って、目に見えないし同じイメージを共有できているのかもわかりにくいから、なんとも扱いが難しいんだな。

一見遠回りに感じるかもしれないけれど、イメージを得るために自分なりの思考方法を見つけておくのは、悪くないと思うんだよね。

 

新人の女子には、柔らかでしなやかな思考方法を、見つけてもらいたいなって思った。